コミュニケーション能力が高い人は、看護師の適性が高いと言えるでしょう。
なぜなら、医療現場での仕事は、基本的には一人でできるものではないからです。看護師なら医師の指導を仰ぎながらの仕事になりますし、看護師同士での連携も重要になってきます。他にも、メディカルスタッフとの協力も欠かすことができません。コミュニケーションは常に取っていかなければいけないので、この分野で優秀な人は、仕事でもいい結果が残せるはずです。
しかも患者さんの一番近くにいる存在でもあるので、コミュニケーション能力が高いに越したことはないのです。患者さんと話をして、精神的な不安を取り除いてあげるのも重要な仕事の一つになります。精神的なケアも含めて医療行為なわけですから、この点を疎かにしていては医療スタッフとしては失格かもしれません。
ですが、医療の現場には様々な仕事が用意されています。中には、ほとんど他人とコミュニケーションを取る必要のないものもあります。適材適所で人員を配置するのがベストですが、各種能力はあるに越したことはありません。首都圏の大病院なら、英語能力があれば活躍の幅が広がります。もちろん他にも、常に向上心を持って知識を仕入れ続けることができるかや、長時間働くことのできる頑丈な肉体を持っているかなども適性としては重要です。医療に関わる人間に求められることは多いので注意しましょう。ただ、適性があるかどうかは、実際に現場に出てみないと分からないことも多いので、まずはやってみることが大事かもしれません。